くらし情報『クラウドストレージがランサムウェアにロックされたら……Dropboxなら大丈夫!?』

2016年4月6日 14:00

クラウドストレージがランサムウェアにロックされたら……Dropboxなら大丈夫!?

それに加えて、クラウドストレージを提供する各種事業者は基本的にファイルを二重化、三重化して保存している。もちろん、元々ランサムウェア対策のためにやっていたわけではなく、万が一データセンターの一部ハードウェアが壊れた場合でも、顧客データを喪失しないようにするためだ。

大企業向けには、SLA(Service Level Agreement)などの品質保証とともにバックアップのさらに高品質なサービス提供を行っている場合もあるが、個人レベルの利用であっても過去のデータを取り戻せる機能は用意されている。

Dropboxの場合、デフォルトで30日以内であれば、一般利用者にも以前のバージョンのファイルに復元できる機能が提供されている。有料プラン(Dropbox Pro、Business)のユーザーについては、エクステンデッドバージョン履歴も用意されており、30日を超えるファイルの復元機能が提供されている。

同社の機能では、個別のファイル復元や多数の復元、名前が変更されたファイルの復元など、さまざまなニーズに応じた復元ができるため、人質にとられる要因となったランサムウェアファイルを精査して排除するといったことも可能になる。

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