くらし情報『『インデペンデンス・デイ』ローランド・エメリッヒ監督、続編に秘めた思いを赤裸々に告白』

2016年7月9日 15:30

『インデペンデンス・デイ』ローランド・エメリッヒ監督、続編に秘めた思いを赤裸々に告白

20年後はより複雑さを増しているから、雰囲気的には少しダークな面も描こうと思った。

――ロンドンのビッグベンやドバイのブルジュ・ハリファなど、今回も世界各地のランドマークが破壊されていますが、何を壊すかはどんなふうに決めているのですか?また、その意図についても教えてください。

ランドマークを襲うのは、一瞬にしてその場所がすぐにわかるからだ。普通のビルと違い、観光客としてその建物の前で写真を撮った人もいたりして、感情的なつながりをもっているので、それが壊されてしまうという重みを伝えることができる。見る人の感情を動かせるからね。

でも、好き勝手に何でも壊せばいいというものでもなく、破壊するものにはちゃんと意味があるんだ。今回、重力を操るマザーシップがアジアを吸い込み、それをヨーロッパの上にどんと落とすというシーンがある。それは、今の世界経済を表していて、そういう皮肉も込めているんだ。
また、僕はロンドンが大好きで、住んだりもしているが、よくテムズ川を歩きながら、何かでこの川を使えないかなとずっと思っていた。それで今回、ああいう形になったんだよ。

――ストーリーの中に、そういった風刺や自身の私的な思いなどは毎回入れているのですか?

それは重要なことだ。

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