2016年7月28日 10:00
2016年夏ドラマ、傾向分析&オススメ5作発表! - リオ五輪を控える「逆境の夏」にイチかバチかの大勝負
『仰げば尊し』(TBS系)は、感動の実話を『ROOKIES』(TBS系)のスタッフが実写化。徐々に上達する吹奏楽の演奏シーンや、敢えて採用した前時代的な暴力シーン、次代を担う若手俳優がぶつかり合うシーンなど、複数の見どころを用意した。
その他、『家売るオンナ』の北川景子、『せいせいするほど、愛してる』(TBS系)の滝沢秀明、『営業部長 吉良奈津子』(フジテレビ系)の松嶋菜々子、『仰げば尊し』(TBS系)の寺尾聰、『そして、誰もいなくなった』(日本テレビ系)の藤原竜也など、視聴者のイメージに合致し、キャラクターをつかみやすい設定を用意して、逆境の夏に挑んでいる。
○傾向[2]「イチかバチか」の大勝負
前述したように厳しい条件下だけに、いつになく思い切った勝負を仕掛けている作品が目立つ。
『せいせいするほど、愛してる』は、ストーリーそっちのけで、「そのカゼ、俺にうつせよ」などの笑いさえ誘うシーンを連発。ティファニーを舞台にしていることも併せて、強烈なトピックスを次から次へと仕掛けている。
『はじめまして、愛しています。』(テレビ朝日系)は、『家政婦のミタ』(日本テレビ系)などの脚本家・遊川和彦を招いて、特別養子縁組という難テーマにトライ。