2016年10月26日 12:00
独占スクープ「映画『デスノート』の最終ページ」 5時間4万字の記録 (7) レッチリにクラヴィッツ、海外大物アーティストが主題歌を提供した真相
、唯一、音楽好きな香椎由宇ちゃんだけが驚きすごく喜んでくれたのが救いでした(笑)。
○デスノ世界観でエンドロールに字幕
――レニー・クラヴィッツとは、どのような巡り合わせがあったのでしょうか。
レッチリでかなりの反響があったので、スピンオフでもやっぱり洋楽でいこうと。またまた幸運にもレニーが協力してくれることになり、しかもレニーの頭文字はちょうど”L”というのも縁起がいい。幸い、この時は音源がありました(笑)。
ちなみに、エンドロールで楽曲が流れる時に対訳の字幕を付けているんですが、『デスノート』の世界観に寄せて訳した内容になっています。映画の余韻により浸ってもらいたくて。僕はそんなに英語ができる訳では無いのですが、何度も聴いているうちに、これは月とLのことを歌っているようにも思えるなあと。
そこで、英語が堪能な金子監督に僕の感じた思いを伝えて意訳してもらいました。『L change the WorLd』では、Lの思いを表した詞。中田秀夫監督はハリウッドでの経験もあるので、安心して同じことを頼むことができました。
■プロフィール
佐藤貴博(さとう・たかひろ)
1970年4月26日生まれ。