くらし情報『『バイオハザード』と『ローグ・ワン』が大ヒット! ヒロインアクションが絶好調の要因は?』

2017年1月2日 11:00

『バイオハザード』と『ローグ・ワン』が大ヒット! ヒロインアクションが絶好調の要因は?

本家『エピソード4/新たなる希望』(77)の全くじゃまをしない前日譚の巧みさにもうなる。本作で1回こっきりの登場となるキャラクターたちもそれぞれが魅力的で、スマートに『エピソード4』への橋渡しをした。また、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(15)と同じく孤独感を抱えたヒロインを主人公に置いたのも今の時代の『スター・ウォーズ』ならではのことだろう。

『フォースの覚醒』のJ.J.エイブラムス監督は、デイジー・リドリー演じるレイを主人公に置いたことについて「女性をメインに描いたことは正しかったと思う。『スター・ウォーズ』はかなり女性ファンも多いし、ヒロインがいることでより女性が入りやすいストーリーになった」と語っていたが、確かに『ローグ・ワン』を観ても納得。SFアクションに触手を伸ばしにくい女性ファンも共感しやすい内容で、中高生男女や子ども連れのファミリー層など、新『スター・ウォーズ』ファンの裾野を広げる結果となった。両作ともアプローチの仕方は違えど、人気シリーズのこれまでの功績にあぐらをかくことなく、新旧ファンの両方が楽しめ映画となった。続編やスピンオフ映画だと、独自のカラーが薄まりすぎたり、作り手が我を出しすぎて「え? そっち行くの!?」

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