2017年1月22日 09:00
安藤サクラ、30歳をむかえて"健やか"がテーマ - 日本アカデミー賞受賞後初公開映画で取り戻した「自然な呼吸」
なんて言いつつ、美容院で何時間もああだこうだやりました。今回の撮影でいちばん難航したのは、私の髪型だったかも。
●過去のできごとを「更新できる」仕事の喜び
新藤風監督がメガホンをとるのは2006年公開の『転がれ!たま子』以来11年ぶり。その風監督が「ずっと仕事をしたいと思っていた」とラブコールを送った安藤も、2014年撮影の『白河夜船』後、映画の現場に戻るのは1年数カ月ぶり。それぞれタイムラグがあった後の撮影現場はどんな雰囲気だったのだろうか。
○見知らぬ土地を素足で踏む
――そもそも作品に入るときは緊張されるタイプですか?
しますね。新しい現場に入ることが、自分の中で一番緊張する瞬間かもしれない。
――知らない環境に入ってくとき、リラックスする方法は?
私はすっごいビビりだし、人見知りでもあるので、ガチガチの状況だと自分がすることすべてが不安になるんです。
だから、少しでも心を許せたり、逆に許してもらえたりする環境をがんばって作る。知らない土地についたら、思い切って裸足でその土地を踏んでみる、みたいな感じです。
今回のロケでは、島の自然や空気のおかげで、心がオープンになっていたんですよね。