2017年2月16日 10:00
木南晴夏、"下品"を大切にする思い「断ってしまう女性にはなりたくない」 - 食卓で育まれた理想の女優・女性像
中学、高校もずっとパンを食べている生活でした。
――同じ物を食べすぎると嫌いになるという話も聞きますけど、そうはならなかったわけですね。
そうですね。全然ならなかったです。木南家の日常、それがパンでした。連載を始めてから今まで以上にアンテナを張るようになって、さらに食べるようになったような気がします。
――そろそろお時間です。映画の中で「ママのようなおばさんになる」というセリフが印象的でした。
木南さんご自身は? お母さんみたいなおばさんになりたいという気持ちがあるのか、ないのか。
いやー(笑)。部分的にはあるかなぁ。悲しんじゃうかもしれないですね(笑)。結構頑固なので、そういうところは娘から見ても、もうちょっと柔軟になればいいのになぁと思ったりもするんです。あとは気が強い。小さい頃からケンカばかり見てきたので、そんなにケンカはしたくないなぁと思うようになったのかもしれません。反面教師じゃないですけど、「こういうところは気をつけよう」みたいなところはあります。
学びたいのは、料理がうまいところ。それから、子どもの意志を尊重するところです。私も姉も習いごとをたくさんやらせてもらって、舞台もたくさん観せてくれて。