2014年4月22日 08:30
目黒第一中学校、1人1台のタブレットPCを活用した授業の実証研究を開始
(Sky)、有害サイトフィルタリングソフト(「i-FILTER ブラウザー&クラウド」(デジタルアーツ)、電子教科書を導入している。
タブレット端末は今年の1月~3月にかけて順次導入が行われ、すでに1月には保健体育、3月には社会・理科で研究授業を行った。
1月の保健体育では創作ダンスに活用。同校にはダンスを確認する鏡が1つしかないことから、各グループにタブレット1台を配布し、録画機能を活用、協働学習を実施した。この授業では、コミュニケーション機会の増加が図られ、生徒は細部にわたって作り込みして完成度を高め、全員が関わろうとする姿勢がうかがえたという。
3月の社会科の授業では、近郊農家の課題を理解し、解決案を提案する授業を行った。授業では、班に1台タブレットを配布し、課題解決に向けた情報収集と討論を行った。実際の提案では、東京・三鷹市の農園と通信を結び、解決案の提案を行ったという。
この授業では、農家から直接聞くことで、理解度が向上したほか、整理や取り組むべき方向性を確認したり、意見交換してさまざまなアイデアを出し合う生徒の積極的な関与が見られたという。また、電子黒板やプレゼンソフトを利用して発表することで、ICTスキルの向上も図られたという。