2017年4月14日 11:00
上白石萌音、日プロ大賞で新進女優賞を受賞「これからも誠実にお芝居を!」
私の中では毎回違う自分でいたいという思いがあります」と作品に対するスタンスを明かした。
主演男優賞には、『セトウツミ』、『溺れるナイフ』で主演を果たした菅田将暉が受賞。意外にも、彼にとって主演男優賞は同アワードが初めてとなる。「初めて主演男優賞をいただいた作品が、『溺れるナイフ』の金髪の高校生と、『セトウツミ』という黒髪という両極端の高校生で、もう高校生をできなくなってきた僕ですが、今のうちに学生服を着てこの賞をいただけて本当にうれしいです」と喜んだ。初めての主演男優賞は「別格に重いといいますか、単純に数で言うと助演の方が難しさはありますが、真ん中にいてお客さんの前に立てるのはすごいことですし、有り難いことです。驚きの喜びですね」と語る菅田を、プレゼンターとして登場した『セトウツミ』の大森立嗣監督は「とにかく勘がいいですね。僕が言う前に自分で修正する能力があるし、主演男優賞にピッタリだと思います」と褒め称えていた。
○第26回日本映画プロフェッショナル大賞 ベストテン作品&個人賞
ベストテン
1位『ディストラクション・ベイビーズ』
2位『淵に立つ』
3位『リップヴァンウィンクルの花嫁』
4位『SHARING』
5位『FAKE』
6位『オーバー・フェンス』
7位『ヒメアノ~ル』
8位『永い言い訳』
9位『団地』
10位『セトウツミ』
個人賞
作品賞:『ディストラクション・ベイビーズ』(監督:真利子哲也)