2014年4月23日 14:13
フランスで話題の日本"bento"店「mussubi」でフランス人が好きな弁当を調査
醤油のサラッとした感覚が存分に味わえそうな料理だ。
「タラの西京焼き」は味噌味。フランスでは味噌汁も好まれているといわれている。特に味噌やごまをベースとした料理の人気が高いのは、グルテン(小麦)アレルギーの人でも食べられることが理由のひとつでもあるようだ。
いずれにしても、醤油に味噌にごまと、意外にも日本伝統の味がフランス人に受け入れられていることが分かる。
○"bento"の魅力はヘルシーさ
日本では人気弁当メニューといえば「唐揚げ」だが、mussubiでは影が薄いという。それよりもむしろ、野菜やおから、さつまいもにかぼちゃなどの野菜が人気のようだ。とはいえ、統計的にいうとフランス人のベジタリアン人口はそれほど多くないらしい。
では、なぜベジタリアン食が人気なのか。それは、昨今のヘルシーブームからきていると考えた方が良さそうだ。フランスのトレンドを追う若者層が、こぞって弁当レシピ本を買い求めるのも、日本食のヘルシーさを求めているところが大きいのではないだろうか。そう考えれば、肉より魚や野菜などの主菜が選ばれるのには納得がいく。
店長今井さんによれば、フランスでは最近、わかめや昆布などの「海藻類」