2017年4月27日 19:33
『美女と野獣』の名曲に込めた想い、作曲家アラン・メンケン明かす - TDL新エリアへの期待も
そこで、監督のビル・コンドンが大活躍した。エマとコラボレーションしたことで、いいパフォーマンスが生まれたんだ。
――アニメーション版は1991年で、エマやアリアナ・グランデが生まれた頃だったと思いますが、この歌い継がれていく名曲という事実について、ご自身ではどのように感じていますか?
それはもう、うれしいの一言に尽きるよね。若い人たちの間で評判になって、それがきっかけで舞台版が生まれたりね。作品に強い想いを寄せてくれる新しい世代たちのおかげで、自分の曲の数々が支持されていることは、本当に幸せに感じるよ。
――アラン・メンケンさんの曲は、全世代の人々にすっと入っていく名曲ばかりです。作曲をする際に、どういう想いで向かい合っているのでしょうか?
僕はいつもストーリーに対してキャラクターは"純粋な通り道"であろうと、可能な限り努力している。それと同時にキャラクターに対して、音楽的なボキャブラリーを見つけようともする。
どれほど小さくてもいいけれど、楽曲にはユニークな味も持たせたいと思っている。ただ、それ以外については、そういう曲が生まれる理由についてはわからないかな(笑)。才能に恵まれているかもしれないけれど僕は毎回、自分の頭に質問をぶつけていて、曲を書く際はこっちの脳(心臓を指さして)