2017年7月8日 15:00
『ジョン・ウィック』続編で『マトリックス』の3人の顔合わせ! キアヌ・リーブスと監督が語る撮影秘話
同じことの繰り返しじゃなく、レベルアップできたから。かなり時間を割いて、武器の扱いはもちろん、ガントレーニング、マッスルアーツ、カースタントにも挑戦してもらった。
しかも今回彼はイタリア語も話さないといけなかった。キアヌは本当に頑張り屋だと思う。どんなにリハーサルをやっても、場所を変え、衣装を着て本番でやってもらうと、はっとさせられる瞬間があった。いいシーンが撮れると、みんなが笑顔になったよ。
キアヌ:とにかく楽しかった。最高のチャンスを与えられているわけだから。
ただ、チャドのアクションのレベルが高くて、僕が追いつけないというか、監督の求めるものに応えられない自分が辛かった。いちばん大変だったのは、彼のレベルに合わせることだったのかも。ただ、たとえ僕がチャドをガッカリさせても、彼はちゃんとサポートしてくれたよ。
チャド:おいおい。ガッカリしたことなんて全然なかったよ(笑)
――今回、逃走経路に武器が隠してあったり、銃弾がなくなったらそれを投げ捨てたりと、リアリティーあふれる演出が印象的でした。そういうアイデアは、おふたりで出し合ったのですか?
キアヌ:銃がなくなったらそれを捨てて、他にある銃を手にする。