くらし情報『『関ヶ原』の岡田准一は、役の生き様をどこまでも気高く美しくする』

2017年9月9日 11:00

『関ヶ原』の岡田准一は、役の生き様をどこまでも気高く美しくする

言葉ではなく、行動で見せるタイプという感じ。

そんな彼が劇場用パンフレットで、大河ドラマ『軍師官兵衛』(14年)のときから乗っている役馬バンカーについて丁寧に語っているところが素敵だった。それを読むと、バンカーはよく訓練ができていて、どんなことがあっても乗った人を絶対に落とさないのだとか。決まりごとに准じる、その馬の生真面目なプロ意識に、岡田はきっと共感したに違いない。

■著者プロフィール
木俣冬
文筆業。『みんなの朝ドラ』(講談社現代新書)が発売中。ドラマ、映画、演劇などエンタメを中心に取材、執筆。著書『挑戦者たちトップアクターズ・ルポルタージュ』『ケイゾク、SPEC、カイドク』、構成した書籍に『庵野秀明のフタリシバイ』『堤っ』『蜷川幸雄の稽古場から』などがある。
最近のテーマは朝ドラと京都のエンタメ。

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