くらし情報『VFXの巨匠・ダン・レモン氏が来日 - 生身の役者とテクノロジーの関係『猿の惑星』×『シン・コジラ』鼎談』

2017年9月27日 11:00

VFXの巨匠・ダン・レモン氏が来日 - 生身の役者とテクノロジーの関係『猿の惑星』×『シン・コジラ』鼎談

、「女性らしい猿の動きのこだわりは?」など、樋口監督がレモン氏に矢継ぎ早に質問を投げかけ、佐藤氏は「ニット帽をCGモデルで作るなんて考えられない!」、「スパゲッティと毛糸モノは、大変だからやめてくれ! と言われる。よくやりましたね」と驚嘆。日米を代表するクリエイター同士のVFX談義は、大いに盛り上がりを見せた。

テクノロジーを使った表現技術の革新について、「ある意味、予算次第というところもある」とリアルなコメントも挟みながら、「とにかくいろんなツールを集めて、どのツールが一番ハマるかを考えることが一番大切。時にはミニチュアやフィギュアの方がCGよりいい場合もある」と持論を述べたレモン氏。さらに「フィルムメーカーは、どんなテクノロジーが必要かわからない時ほど燃える」と、トップクリエイターならではのやりがいも笑顔で語った。

また「スターとしての才能を感じる」と樋口監督も絶賛する、主人公・シーザーを演じたアンディ・サーキスについて、レモン氏も「アンディは、どんな役柄でも演じ分けられるし、役柄に信ぴょう性をもたらしてくれる存在だ。アカデミー賞の審査員も、彼の演技が映画に貢献していることをもっと評価してほしい」

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