2017年11月11日 10:30
濱田岳、直感で生きる強み「徒然なるままに」 - 老化も受け入れる俳優像と出会いの才能
単純に勉強は落ち着いてからでもできるかなと思ったので。このお仕事が誰でもさせてもらえるものではないというのは、子どもの頃から感じていて、同じ波はもう来ないというか、同じ役は二度とない。いま優先するのはこっちかなという直観で選んだ感じですね。
●髪が薄くなっても「武器になる」
――じゃあ、何かを乗り越えてきたという感覚は。
ないです。ちっちゃな頃からガツガツした性格じゃなくて。ザッツひとりっ子というか。食べ物も取られたら、「まあいっか、買ってもらえば」と思うようなタイプの子で、そのまま大人になっちゃったというか(笑)。
――それがいい方向に働いていると。
偶然ね。自分に才能というものがあるとしたら、人とめぐり会う運は多めに持っているかもしれません。子どものころからの現場の方々とか、このドラマもそうですね。日本一周のドラマなんて相当過酷なので、ひとつでも綻びがあったりしたら凄惨な現場になっていたと思うんですけど、みんなに助けてもらえました。そういう人たちに会える運は持っているかもしれません。
――テレビや映画はもちろん、CMでも大活躍されています。インパクトの強すぎるイメージに困ったりすることはありませんか?
素直に喜んでます。