くらし情報『舞台『何者』で就活&SNSをどう描く? 丸尾丸一郎が語る、阿部顕嵐らキャストの可能性と挑戦』

2017年11月14日 12:00

舞台『何者』で就活&SNSをどう描く? 丸尾丸一郎が語る、阿部顕嵐らキャストの可能性と挑戦

○各キャストの印象は

――今回出演される6名についてお話を伺えればと思います。二宮拓人役として主演を務める、阿部顕嵐さんについての印象はいかがですか?

顕嵐くん、実は最初は心配はしていたんです。拓人の物語が一本の筋となっているので、顕嵐くんがどういう人かによって舞台が大きく変わるなと思っていて。でも、僕がイメージしていた表現ができるし、今回最後にやろうとしている、拓人の苦悩を身体で表現するということのアプローチも、できそうだと思う。だからすごく舞台『何者』の可能性が広がりました。顕嵐くんは、可能性の男だなと思っています。

――阿部さんの存在が作品の可能性を広げているんですね。

舞台の王道である、笑って泣いて共感して、何か新しいものを持って帰ってもらうということ、お客さんが劇場を出たときに、入る前と変わった気持ちを渡すということ。
それが、顕嵐くんを通してできる気がしています。顕嵐くんは僕が行こうとしているところも理解してくれているし、顕嵐くんの行きたいところも僕は理解していて、お互いに明確に行先が見えている感じです。

――続いて小早川理香役の美山加恋さん、今回は意識高い系女子ということで。

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