2018年1月22日 09:52
『ダークタワー』主人公にバットマンとの共通点、原作者S・キング明かす
『ショーシャンクの空に』『グリーンマイル』『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』など数々の名作映画の原作を手掛けてきた作家スティーヴン・キングの集大成ともいえる「ダークタワー」シリーズ待望の映画化『ダークタワー』が1月27日に公開される。本作で早くも注目を集めているのが、オスカーノミネート俳優イドリス・エルバが超絶ガンアクションを披露する主人公ガンスリンガーだ。スティーヴン・キングの他作品にも登場する重要なこのキャラクターは、なんと人気アメコミヒーロー“バットマン”に通ずるポイントがあるとスティーヴン・キング本人が明かしている。
ガンスリンガーの生みの親である原作者スティーヴン・キングは「ガンスリンガーはたいていのスーパーヒーローよりもはるかに多くの葛藤を抱えていて、傷つきやすい。そこが僕は好きなんだ」と、ヒーローでありながら弱さも持つところが彼の魅力だと語る。また、「スーパーマンかバットマン、どちらが好きかと聞かれたとき、僕は昔からバットマン派だった。スーパーマンは弾丸も跳ね返してしまうほど強いけれど、バットマンは脆弱だ。
それと同様に、ガンスリンガーも劇中では感染病にかかり、その治療のために現実世界へやって来るなど、スーパーヒーローとは思えないところがある」