鈴木亮平、宮沢氷魚との受賞に感慨 『エゴイスト』は「きちんとしたクィア映画に…」
と表現。「普段はすごくピュアな人で、この映画の龍太という役っぽいんですね。なので『こんなにピュアなまま生きてきてちょっと大丈夫なのかな』と心配になるぐらいの人です」と語る。「恋人としてはどうか」という質問には「ピュアすぎるかもしれないです。僕はもっと擦れた感じの人が好みです」とまさかの好みを告白しつつ、「嘘です、本当に理想的な恋人だと思います」と訂正していた。
また、演じるにあたって気をつけたことを聞かれると「ゲイの方々に話聞く中で強烈に残ったのが、相手が自分のセクシャリティを知っている人かどうかで演じ分けなきゃいけないと。自分として演じてみると、かなり生きづらいなという実感があったんです」と思いを寄せる。
「特に、恋人のお母さんに2人の関係を隠して会いに行くシーンでは、監督が阿川(佐和子)さんに『こういう質問もどんどん聞いていってください』という秘密のノートを渡していたんです。
それは僕には知らされていなくて。(演じた)浩輔として相手の親に初めて会った時に、2人きりになって『浩輔さん彼女いるの?』とか『モテるでしょう』とか『ご結婚は?』とか、ドキッとするような質問をたくさん投げかけてくるんですよね。