2018年3月9日 11:30
三木監督、『坂道のアポロン』知念&中川キャスティングは身長差に直感
ヴィジュアルもドラムの演奏も含めて、大志君がキャラクターを体現してくれて嬉しかったです。
●薫と千太郎はセットで考えていた
○運命的な2人にオファー
――キャスティングには1から関わっていらしたんですか?
もちろん、まっさらな状態から関わっています。多分キャスティングだけで半年か1年以上かかりましたし、「いいキャストが見つかるまで、これは進められないね」と言っていました。定期的にプロデューサーと集まってキャストを探していたのですが、何かのタイミングで、フッと「知念君と大志君の身長差は面白いな」という話になったんです。そこから大志君がドラムをかじったことがあると聞いて、「おっ!」と思って、プロフィール写真を茶髪にしたり短髪にしたり落書きして、「千太郎、いけるんじゃないの!?」という話になってから、グッと現実味を帯びて来ました。
――薫と千太郎はセットで探されていたんですか?
完全にセットでしたね。組み合わせを考えているうちに、知念くんと大志くんのコンビにすごくピンときたんですが、2人が、実は共演経験もあって仲が良いということは、全然知らなかったので、すごく運命的だと思いました。
――小松さんについてはいかがですか?
律子のキャストは、まず「薫と千太郎を決めてから」