くらし情報『スプラトゥーンCMディレクター、新しいSFへの挑戦「もう1歩先」へ』

2018年4月5日 10:00

スプラトゥーンCMディレクター、新しいSFへの挑戦「もう1歩先」へ

ステージに立って、人の多さに驚きましたね(笑)。

――前回応募を考えながら諦めたそうですね。何か事情があったんですか?

納得できる脚本が完成しなかったことが一番の理由でした。当時からコンセプトは変わってないんですが、キャラクターやストーリーを変更したりしました。3年前、子供が生まれるちょっと前にショートフィルムを作ったのですが、完成後にある先輩から「子どもが生まれた後にもう1回作ってみたら?」と言われて。今回、長編として書き直してみて、愛情深い話にしたいとあらためて思いました。SFというギミックがある上での「親子愛」の話です。

――スピーチでは、「バッドエンドにしたくなかった」とも。


クローンの物語は、暗い印象のものが多いですよね。シリアスな設定の中で最後は感動的な温かい気持ちになれる、そういう話であればクローンを題材にした作品でも新しいものが生み出せるんじゃないかなと。SFのテーマをずっとストックしていて、その中の1つがクローンでした。
○衝撃を受けた『第9地区』

――ちなみに、影響を受けた映画は何ですか?

家族の話として好きなのは、『リトル・ミス・サンシャイン』(06)。低予算のSFとして強い影響を受けたのは、『月に囚われた男』(10)。

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