2018年4月11日 10:30
新木優子、『コード・ブルー』フェローの絆「映画はその集大成」
――それ以前と比べて、何か変化ありましたか?
役や演技に対しての気持ちが良い方に向いていったというか。今までと比べてプラスの発見があったり、自分の中の可能性がまだあるんだという希望も持てました。
――役者として大きな意味のある1年半だったと。
そうですね。作品に入っている時はいっぱいいっぱいと思っていたんですが、今はこうして乗り越えられた自分がいるから、結局は自分で限界を決めてしまっていたことが分かりました。大変なのは自分だけじゃないんですよね。現場に行くと、そういう心強さも感じることができました。
あとは純粋に、やっぱり楽しいです。
現場に行くこともそうですし、3カ月ごとに現場が変わっていろいろな人にも会うことができるのは、この仕事ならではだと思うんです。映画でも1カ月ぐらいでそのチームが終わってしまいます。独特な関係性ですよね。短期間でみんなで力を合わせて心を1つにして。それって、すごくステキなことですよね。いろいろなご縁で数作品続けて同じスタッフさんとご一緒させていただくこともありました。自分の成長した姿を見せることができたと同時に、自分だけじゃなくて周りの方々がいてこそ作品ができるんだとあらためて実感しました。