くらし情報『「『ラピュタ』テレビでも観てしまう(笑)」片岡翔監督の映画・人形愛』

2018年4月20日 11:00

「『ラピュタ』テレビでも観てしまう(笑)」片岡翔監督の映画・人形愛

兄弟が多いんですが、みんな幼い頃にぬいぐるみを相棒のようにしていて、それを大人になっても大切にしています。命の次に大事なぬいぐるみ。それを小説にして、その延長線上にあるのが今回の企画です。

――大切にしていらっしゃるぬいぐるみは、お守りみたいなものですか?

お守りというか、生きてはいないけど「家族」みたいな存在です。

――誰かのプレゼントですか?

父がイギリスに買い付けに行った時にゴミ箱に捨てられていたぬいぐるみだったそうです。だから、くたっとした感じなんですが、幼い頃の写真を見るといつも抱いていました。

――貴重な思い出ですね。今作は人形の魅力と共に家族の大切さもテーマになっています。


家族は大切ですし、かけがいのない存在であると同時に、家族だからこそ傷つけ合ってしまうこともあると思います。兄弟だからこそ、妬んでしまうとか。そういう負の感情も生み出すのが家族だなと。「家族っていいものだよ」という単純なメッセージではなく、家族だからこそ生まれる感情というものがあって、「それでも家族」というのを描きたいです。
○『天空の城ラピュタ』すべてが入っている

――みなさんにお聞きしているのですが、仕事をする上で最も影響を受けた映画は何ですか?

1本に絞るのはすごく難しいんですが……『天空の城ラピュタ』ですかね。

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