くらし情報『『ピーターラビット』監督のコメディ感覚、『いいとも!』など日本も影響!?』

2018年5月22日 21:00

『ピーターラビット』監督のコメディ感覚、『いいとも!』など日本も影響!?

できるだけイギリス的な映画にしたかったし、英語もイギリスのアクセントが欲しかったので、現場にいたアメリカ人は僕だけだった。実際、彼らは原作をリスペクトし、心から楽しんでやってくれたよ。
○マクレガー役ドーナル・グリーソンの芸達者ぶり

――トーマス・マグレガー役のドーナル・グリーソンのハジケぶりが最高でした。

マクレガー役のキャスティングはすごく難しかった。いわゆる悪役だけど、ビアと恋をするというロマンティックなパートもある。また、みんなから同情される面がありつつも、憎まれなければいけないし、なおかつ面白くなければいけない。ドーナルは、それらのすべをクリアし、絶妙なバランスを取ってくれた。

――特に、ピーターとマクレガーが畑でバトルを繰り広げるシーンは迫力がありました。
あのシーンについては『バンビ』(42)よりも『プライベート・ライアン』(98)を目指して撮ったそうですね。そうなんだ。ウサギの視点から見れば、あのやりとりは殺されるかもしれないという生死を分ける戦いなんだ。ある意味、戦争なので、すごく危険な状態だということをきっちり見せようと思った。

――あのバトルシーンでも、ドーナル・グリーソンの芸達者ぶりに驚かされました。

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