2018年8月11日 19:00
トム・クルーズ、決死のスカイダイビング100回!『M:I 6』監督が語る撮影秘話
IMAXカメラは大きすぎるので、フレームだけを使ったんだが、まるで1ショットのように撮るというのが最大の難関だった。スカイダイビング中のトムの顔を、ずっと入れたかったので、トムがダイブする時、カメラマンは後ろ向きに落ちていかないといけなかった。とても難しい撮影だったよ。
――トム・クルーズは、この撮影で100回以上もトライしたそうですね。
そうなんだ。ちょうど夕陽が落ちた直後を狙いたかったので、毎日1回3分間しか撮るチャンスがなかった。少し遅すぎると暗すぎるし、早すぎると明るすぎる。しかも複雑なショットだったから大変だった。
また、撮り終わってからもビジュアルエフェクトをかけたので、実は一番お金がかかったシーンでもあるよ。
――これまで「ミッション:インポッシブル」を「ミッション:ポッシブル」に変え続けてきたトム。まさにトム自身がイーサン・ハントなのではないかと思ってしまいますが、監督はトムをどんなふうに見ていますか?
トムとイーサン・ハントとの大きな違いが1つだけある。イーサンはやむを得ずミッションに取り組んでいるけど、トムはいつだってやりたくてやっている。彼は仕事が大好きなんだ。