2018年8月29日 11:30
吉沢悠が赤裸々告白! 活動休止・改名後の変化、そして40代の抱負
俳優でいえば、舞台の人が映像に出演し、映像の人が舞台に出演したり、また、お笑いの人も映像に出演したり、俳優もバラエティに出演したりと、演者たちもいろんなフィールドへ行けるようになりました。
ただ、僕自身は性質的にオタクや職人とか、そっち寄りの人間なので、フレキシブルな時代でやっていくとしたら、アップデートをしていかないと生き残っていけないと思っています。
――吉沢さんは、30代でどうアップデートしていくかを考えていたということでしょうか?
そうですね。アップデートの仕方がわからず、ただあがいていた感じです。世の中のニーズに合わせるというのは聞こえがよくないけど、自分自身が表現者としてどう成立させるべきなのかがわからなかったのかもしれない。僕は結婚していて家庭を持っているので、仕事として俳優をやっているという一面もあります。クレバーに考えざるを得ない瞬間もありますが、それが根底に来ると結果として残っていけないんだろうなと。上澄みとしてそういう計算があったとしても、根底には表現者や俳優として、曲げられないものを持っていたい。
そうすれば、今後もこの仕事を続けていける可能性はあるのかなと。