にしおかすみこ、執筆業に喜び 女王様キャラでのブレイクにも感謝「一発屋だからこそ…」
――連載や本を出版する喜びは、どういう時に感じますか?
『ポンコツ一家』に関しては、「笑った」「泣いた」「感動した」と言ってくださることがすごくうれしいです。あと、自分が思っていることを自分の言葉で表現するのが楽しいのかなと思います。もうすぐ50歳になるので徹夜はしんどいんですが、好きなことだから徹夜もいけるなって。そういう時に書くことが好きなんだなと感じます。
――子供の頃から書くことが好きだったということですが、小説家になりたいと思ったことは?
小さい頃は小説家、評論家、料理家など、「家」がつくものに憧れていて、その中に小説家もありました。
――そういった願望もありつつ、お笑いの道を選んだ理由を教えてください。
目立ちたい、人気者になりたい、有名になりたいというミーハーな気持ちで雑誌のオーディションに申し込んだのがきっかけでした。なので、お笑いがやりたいとかではなく、テレビに出てみたいという、ふわっとした気持ちでした。
――2007年に『エンタの神様』(日本テレビ)をきっかけに女王様キャラでブレイクされましたが、当時はどんな心境でしたか?
それまでずっと暇で、30歳過ぎてやっと女王様で注目していただいて、こんなに忙しいんだと思いました。