くらし情報『閉鎖寸前のスケートリンク存続に一役買った高橋大輔の「求心力」とは』

2014年6月2日 12:00

閉鎖寸前のスケートリンク存続に一役買った高橋大輔の「求心力」とは

ただ、1億5000万円という額は小さくない。募金で簡単に集まる額ではないのは容易に想像がつく。高橋も言った。

「正直、厳しいと思います」。一方で、こうも語った。

「あきらめたら、次はないと思います」。

言葉のとおり、高橋は活動を続けた。募金の呼びかけではファンの前で頭を下げ、機会あるごとに呼びかけた。その結果、2013年2月に寄付金1億5000万円が大阪府に贈られ、存続は決まった。

繰り返すが、多くの人々の活動や支援があり、それが実を結んでの現在である。アイスショーに出演するなどして協力した鈴木明子村上佳菜子町田樹、さらには募金活動のために駅前に立った田中刑事ら選手たちの存在もあった。と同時に、流れを変えたのは高橋がいればこそではなかったか。

○「小さな縁」としなかった高橋の姿勢

トップスケーターであることを自覚し、現役生活にあり、はたからは負担も小さくないように思える中で存続活動に尽力し、その活動の前面に立った。また、厳しい条件ながらも、松井知事から言葉を引き出したのも高橋だ。3億円という巨大な数字とはいえ、わずかながら希望の光が見えた瞬間だったかもしれない。

さらに、高橋のスタンスを示すものとして印象的なのは、最初の危機にあった2008年5月のアイスショーのことだ。

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