2018年10月19日 10:00
『オードリーのオールナイトニッポン』の裏側 第2回 奥田泰、2人の“同年代トーク”は「微妙なラインをついてくる(笑)」
主なところではネタメールの最初の粗選びですね。やはり一定レベルに達したものでないと、放送にはのせられないので。そこまで絞ったものを若林さん、春日さんにお見せします。後は本人たちがに好きなように選んでもらえばいいと思っているので。
――どんなメールを省くのか、基準があればお聞かせください。
まず、放送に適してない表現のあるものですね。後はお2人に合ってない内容のものです。例えば下ネタは読む人によって使えるワードが変わるので、「しんやめ」で春日さんが言って大丈夫かどうか、判断します。
おぎやはぎさんなら言ってもいいけど、他の芸人さんだとキツイことがあるじゃないですか。
――確かに、おぎやはぎさんの2人が言うから、許されていることもありますよね(笑)。
それと芸能人ネタであれば、他のラジオやテレビのバラエティでよくネタにされる人は、新しい触れ方であればはじかないですね。例えばクロちゃんなどをネタにしても、どうしても後追いになってしまうので。後は、言い回しが長すぎてキレが悪すぎるものやオチが先にきちゃってるものでなければ、基本的にははじかないです。
――となると、あまり作家側では省かないんですね。