兒玉遥、新人役でデビュー当時を回顧「その頃は…」 女優業やグラビアのやりがいも語る
――役とご自身の共通点はありますか?
私は14歳の時にオーディションに受かって芸能界に入ったんですけど、その頃は仕事場に大人ばかりですごく緊張していて、当時と似たような感じかなと思いながら演じました。
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――仕事がテーマの作品ですが、兒玉さんの今のお仕事に対する思いをお聞かせください。
今回のドラマの中に「いい家を作りたいという思いはみんな一緒なんだ」というセリフがありますが、私たちも作品を撮る時は、現場にいるみんなが「いい作品にしたい」と思って撮っていて、そこは同じだなと思いました。力量が足りなくて不安な気持ちは今でもありますが、作品はチームで作っているので、助け合って作るという気持ちが大事なのかなと。そう思うことで不安や緊張がちょっと軽減されてきた気がします。
――いつ頃からチーム感を意識するように?
だいぶ大人になってから、20代後半になってからです。グループ時代は、1人で頑張っているわけではないですが、自分の力不足感をずっと感じていて。でも、いろいろな現場を経験する中で、実力以上の結果は出せないんだという一種の諦めが芽生えて、一生懸命やってできないと悔しいけど、あまり気にしないようになりました。