くらし情報『草刈正雄がラジオ体操する映画、なぜ実現? 『真田丸』直後快諾の意味』

2018年11月10日 10:30

草刈正雄がラジオ体操する映画、なぜ実現? 『真田丸』直後快諾の意味

その影響はすごく受けているんですが、原作がない「ラジオ体操」をどのように映画にすればいいのか分からないまま数年が経ち……2年ほど前に「自分で書いてみよう!」と思い立ちました(笑)。シナリオライターに頼むのではなく。だって、体操会のことを知っているし、ラジオ体操のことも勉強しているから。まずは第一稿を書くことにしました。

僕の同世代でも50を過ぎると定年が見えてきて、リタイヤ後に何をしようか、そんなことを話す機会が増えてきました。僕は自分が立ち上げた会社だから定年はないですが、同世代の話が記憶に残っていたので「定年退職した男」を主人公にすることにしました。仕事ばかりに追われているので、地元に友達なんてほとんどいないんですよ。妻や子どもは、たくさん知り合いや友達がいるんですけどね(笑)。
定年のタイミングは、子どもが独立する前後になることが僕の周りでは多くて、定年は社会的な変化だけじゃなく、家庭内にも変化が起こる一大事です。そこをより際立たせるために、菊地健雄監督、共同脚本の和田清人さんと相談して、結果的に一人娘がいて妻に先立たれた主人公像になりました。

●大学生時代に聴いたRCサクセション「体操しようよ」

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