坂口健太郎、4度目共演・有村架純との作品作りを語る「架純ちゃんと一緒にやるときは…」
ぐらいな感じでしたが、『そして、生きる』から何度もご一緒しているという感じになって、「また今回もよろしくね」と。たぶん僕と架純ちゃんが自分たちで考えるよりも、周りの人の感覚でこの2人の相性がいいというか、2人で並んだ時の見た目かもしれないし、声のトーンかもしれないし、それが合うと思ってくれるんだろうなと思います。
――ご自身としてはここが合うなとか、有村さんとの相性をどのように感じていますか?
架純ちゃんがよく言ってくれるのは、「健ちゃんはいろんな人たちを巻き込む」と。「部署やポジションなど関係なくみんなと話してくれるから、現場がすごく良くなる」と言ってくれますが、僕からすると、そもそもバラバラな人たちをまとめているという感じでもないんです。架純ちゃんが旗を振ってくれて、そこにいてくれるから、みんなが彼女のために動こうと、目線が彼女に向く。僕は、みんなが向いたところをガサッと持っていく感覚で、それはきっと彼女がいろんな作品を経て、そういう座長のやり方になったのだろうし、僕は架純ちゃんと一緒にやるときはそういうスタンスでできているということだと思います。――撮影の前に有村さんとは打ち合わせをされたのでしょうか。