坂口健太郎、4度目共演・有村架純との作品作りを語る「架純ちゃんと一緒にやるときは…」
今回、架純ちゃんといろんな話をする時間が持てて、台本を読んでどう感じたかという、お互いの感覚を共有しました。
――2人で話したことで膨らんだことなどはありましたか?
最初の段階では台本がまだ完成しておらず、あらすじに近いもので、プロデューサーさんと岡田さんが、何パターンもいろんな物語の進め方を作られていたんです。設定もいろんなタイプがあって、例えば、成瀬がミキさんと結婚をしてない世界線もあったし、成瀬とミキさんの間に子供がいるという案も。僕のチョイスとしては、この作品はすごく難易度が高いと思っていたので、子供がいるといろんなことが難しくなるんじゃないかなと。でも、結婚してないまで軽くしてしまうと、悲しさというか、好きになってはいけない人に心臓が動いてしまうという枷みたいなものが必要だし、そこで架純ちゃんと肉体的接触はどこまで持つんだとか、そういう細かいところはいろいろ意見を出させてもらいました。
――設定を決める段階からお二人も参加されたんですね。
Netflixさんで世界配信となった時に、日本人の感覚だけではよくないと思ったんです。愛情表現の仕方も世界でいろいろ違うだろうし、そう言った意味でも、架純ちゃんと本当にいろんな話をして、恋愛の話もしました。