くらし情報『鬼才・SABU監督、映画『jam』で劇団EXILEに見出した面白さ』

2018年12月2日 11:00

鬼才・SABU監督、映画『jam』で劇団EXILEに見出した面白さ

と言っていたし、彼はビジュアルがすごくいいので、どこか狂気的だけど物悲しく見える役にしよう、と。

――ご本人は「『海猿』みたいな作品をやりたい」とSABU監督におっしゃったそうですね。

だから『池猿』にしてやろうと思って、池に飛び込ませました(笑)。

――あのシーンはそういうことなんですね(笑)。一方で、青柳さん演じる演歌歌手・横山田ヒロシはだいぶコミカルで、笑ってしまいました。青柳さんは「SABU監督とは2作目だから、監督が俺のことをわかっていていじりにきた」と分析していました。

ヒロシはあて書きなんですよ。

――そうなんですか!?

もちろん。
想像していた以上にハマって、すごくおもしろかったです。ファンミーティングの場面で、ファンから「きっとヒロシはこう考えている」といろいろ言われて、もともと全然考えていなかったことなのに無言で手を振ったりして考えているフリをしている。ああいうのを、思った通りに青柳くんがやってくれたので楽しかったですね。

●小野塚・野替の演技に、現場で出番を足した
――今作には、劇団EXILEが総出演しています。撮影を進める中で、当初と印象が変わった人はいましたか?

小野塚くんはすごく芝居がうまいことが現場でわかったので、もったいないと思って少しだけですがセリフを増やしました。

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