2019年2月8日 10:43
三谷幸喜、今昔庵閉店を惜しむ「渋谷からハチ公がなくなるのと同じ」
「渋谷からハチ公の銅像がなくなるのと同じくらいの衝撃が走りますね」と、驚きを表現。最後の営業日に、マスターへ「手土産と、似顔絵を描いて持ってきたんです」というが、残念ながら会えなかったため、「来ることがあったらお渡ししてくださると言うので」と、TMCの警備室に預けていた。
そんな長年の仲のマスターだったが、「名前は福田さんでしたっけ? 今回の(閉店の)記事で知ったくらいなんで、ずっとそういう距離で何十年も接してたんです。ご家族もいらっしゃのか分からない」という関係性。「誰も人となりを知らないっていうマイナーの極致みたいな方が、こんなメジャーな場所の入口にいらっしゃるというのが本当に面白いなと思います」と不思議な存在感を評し、「マスターをモデルにした役はどうでしょうか?」と聞いてみると、「いいですね」とニヤついた。
この日は、閉店の強制執行を行う関係者が店を囲んでおり、三谷氏は「来ると(マスターは)いつもおひとりでいらしゃって、『お疲れさまでした』みたいな感じだったので、いい雰囲気でお別れできるのかなと思ったんですけど、物々しい雰囲気で…」と困惑。「ここに来る人は、マスターのことみんな大好きですから。本当に残念です」と、あらためて閉店を惜しんだ。
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