2019年4月25日 11:00
小島よしお、"受けなくなる”状態から脱した心構え「みんなに通じる」
本当に、すごく波長が合うんですよ。僕のギャグも、例えば「あたまにカンチョー」とか、”5歳児系"なんですよね。なので無理せずに、コラボできています。僕も考えたら、小さい時からしんちゃんのエキスが自分の中にありましたし、実際にものまねもやってました。自分を構成する中にしんちゃんが大きく占めていると再確認できました。
――今の小島さんから見て、しんちゃんのどういう要素が子供に受けるんだと思いますか?
しんちゃんは、ポッと歯に衣着せぬ発言をするじゃないですか。大人になればなるほど、遠慮してしまったりするし、子供でさえも空気を読むことがあるけど、しんちゃんにはそこのフィルターがないから、言葉が刺さるし、いつまでも愛されるんじゃないでしょうか。忖度がないですよね、しんちゃんには。
しんちゃんが忖度し始めたら、輝きを失ってしまう気がします。きっと子供にとっても、ヒーローなんだと思います。
○■自分で飽きてしまった時期も
――小島さんやしんちゃんのように、その場の空気をつかむコツはありますか?
自分が、リラックスすることが大事なんだと思います。感情や空気って相手に伝わるし、こちらがガチガチだと、向こうも緊張しちゃいますよね。