2019年6月3日 10:04
岡山天音、デビュー10年目で舞台初主演「怖いけどドキドキ感がある」
とにかく五感にどんどん入ってくる内容で、言葉が追いつかないようなインパクトを感じました。
僕は子どものころ、すごい心配症で、もしも親が死んだらどうしよう、戦争が起きたらどうしようとか、心配してはぶるぶる震えていたような感じでしたが、その感覚に引き戻されたような気がしました。すごく怖かったけど、すごく惹かれました。
――演出の松井周さんからは、なにか役についてのリクエストはありましたか?
柔軟でいてほしいと言われました。舞台の経験は浅いけど、映像ではいろんな現場に行かせてもらってきたので、役を固めすぎず、稽古場で柔軟に対応していってほしいと。だから僕も、素直に飛び込もうと思いました。
――盲目なのに、突如7時間だけ目が見えるようになるというホタル役には、どのようにアプローチされますか?
盲目だったり、少年だったり、異世界だったりと、振り切ったキーワードがたくさん詰まった舞台なので、いろんなことを試してみようとは思っています。自分なりに丁寧に模索しながら、答えを見つけていきたいです。
――ヒロイン・ビビ役の石橋静河さんの印象について聞かせてください。
石橋さんは『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』(17)