2019年11月30日 19:56
『アナ雪2』主題歌、音域の幅でエルサの心情表現 作曲家夫妻が語る各曲秘話
と思って最後まで書いたあと、監督たちと話し合い、これではダメだとなって、変更するのはよくあることだ。
――そういう意味では監督とのコラボレーションですね。
クリステン:その通り。最後のほうでジェニファーとクリス、その他20人くらいのクリエイターたちがLAに集まって、またミーティングを開いたの。クリストフのパートなど、物語上でいろいろな変更があり、この歌は「新しいオープニング的な歌にしたい」という話になった。その時は、すべての物語が決まっていたので、そこを踏まえて、最後に書いたのが「ずっとかわらないもの」だ。
――これまですばらしい曲を作られてきましたが、映画のサウンドトラックを手掛ける醍醐味についても聞かせてください。
クリステン:やはりLAで最高のミュージシャンたちを迎えたオーケストラで収録できることかしら。
それは、音楽に関わる者にとってはたまらない仕事だと思う。
――『アナ雪』2作は、お二人のキャリアにとってどういう存在になりましたか?
クリステン:私たちのキャリアを作ってくれた作品ね。
ロバート:この2作で、いろいろなことを学んだよ。もちろん、妻についてもね(笑)。
■プロフィール
ロバート・ロペス:1975年ニューヨーク州生まれ。