くらし情報『宮里藍流「勝つためのメンタルコントロール術」とは』

2013年12月25日 11:00

宮里藍流「勝つためのメンタルコントロール術」とは

『ここだけ』っていう感じです」。

その言葉のおかげで、「ゴルフってミスはつきものなので、『ミスは出るかな』って自分の中で広く受け止められます」と、失敗を受容することができるようになったという。

○背中の後ろのドアを閉める

別の方法は「背中のドア閉め」だ。

「自分の背中の後ろにドアをイメージして『ドアを閉めたんだ』って思います。そのドアが開いていると、いつまでも(ミスをした過去に)行ったり来たりしないといけないので、ドアを閉めて次のドアをイメージするという感じですね」。

それでも、ミスを引きずっている様子が見られると、キャディーさんが「ドア開いているよ」と忠告するという。その声に、宮里選手は「わかってるよ!」とおどけ気味に返答するそうだ。キャディーと信頼関係を築くことによって、二人三脚で気持ちの切り替えに努められることができる点も強みだろう。


○負の連鎖をはねのける

精神的な原因などにより、スポーツ時に自分の思い通りのプレーができなくなる症状を表す「イップス」。今でこそ、様々なスポーツ界で聞くことも多くなってきたが、元来はゴルフのパッティングにおいて、緊張のあまり極端にカップをショートしたりオーバーしたりする意味で使われていた。

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