理系のための恋愛論 (431) 自分の短所が、恋愛ではプラスに働くことも
女の子は、そのあたりの事情をよくわかっていますから、モテる男子のことを、「カッコいいよねー」と言ってはいても、自分とは無関係な話。
みんなに人気だけど、私の好みのタイプではないし、向こうも私を好きにならないだろうな、と直感的に見抜いていたりもするわけです。
ですので、男性がハタから見ていて「あいつはモテる」と思っていても、実際の彼は「カッコいい」と女の子から騒がれているだけで、女性のみんながみんな、そのカッコいい男性を恋愛対象としてみているとは限らないわけなのです。
そんな賢い女の子たちは、男性の外見だけでなく、内面のこともよ~く見ています。
男性としては「あまり、細かいことに気がついちゃってもダメなんじゃないか」「繊細なのは、男らしいのと間逆なんじゃないか」「気がきいてやさしいのは優柔不断と思われるんじゃないか」と、モテの観点からマイナスと思っていそうな面を「好き」と思ってくれる女性はたくさんいます。
特に、最近の女性は、男の子を見る目がさらに肥えていますから、あまりにも男っぽく、大雑把で、天然(無神経ともいう)でガハハハハと豪快な人よりも、女の子と一緒にあれこれおしゃべりできる、カフェにいても違和感がなく、料理や家事も得意といったオトメンタイプの男性を「好き」