経済キャスター・鈴木ともみが惚れた、”珠玉”の一冊 (13) 契約者が主役の”保険選び”とは? 大寄昭生氏著『「保険」は比べて買いなさい!』
経済キャスターの鈴木ともみです。
連載『経済キャスター・鈴木ともみが惚れた、”珠玉”の一冊』では、私が読んで”これは”と思った書籍を、著者の方へのインタビューを交えながら紹介しています。
第13回の今回は、大寄昭生さんの『「保険」は比べて買いなさい!』(角川マガジンズ)を紹介します。
先日、保険のセールスレディの方々にお会いした際、こんなことを言っていただきました。
「いつも『東京マーケットワイド』を見てますよ。
株式の動きを勉強してます!」と。
実は、これまで個人投資家や、証券・銀行関係者の方々からそのようなお声がけをいただくことはありましたが、保険業界の方からは初めてのことでした。
それもそのはず、今や「資産運用型の生命保険」も登場し、保険業界の方々もマーケット情報を得て、投資知識を高める時代。
マーケット情報番組をチェックしているのは何の不思議もありません。
逆に、マーケットに関わる人たちこそ、保険の世界についてほとんど何も知らない場合が多いのではと感じます。
「保険」について無関心のままで、保険に入っていても、最初に出会ったセールスの方に全てお任せという状態。