経済キャスター・鈴木ともみが惚れた、”珠玉”の一冊 (13) 契約者が主役の”保険選び”とは? 大寄昭生氏著『「保険」は比べて買いなさい!』
これでは、業界が淘汰されることなく、変わることもないでしょう。
現在、日本では、民間の生命保険、損害保険、各種共済などへ、年間約50兆円もの保険料が支払われています。
日本の税収は約42兆円ですから、それよりも大きな金額を私たちは保険市場に投入しているのです。
しかも自分の意思で支払っている。
もし誰もが「比べる力」をつけ、自分の意思で保険商品を選ぶようになれば、保険料を5%は引き下げることができるでしょう。
それは、2兆円以上ものお金を別の消費に回せるということです。
そう考えると、「比べる力」は日本経済に大きな影響を及ぼす原動力になり得るわけです」なるほど。
私たち一人ひとりの「比べてみよう!」という意識改革が、巡り巡って日本経済の底上げにもつながっていくのかもしれません。
同書を読み終え、そのようなところまで思いを馳せることができました。
まさに、自身の人生、ライフプランの計画&見直しをする上で、欠かすことのできない必須の一冊!です。
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