くらし情報『鉄道トリビア (143) 『A列車で行こう』の「A」は何を意味する?』

2012年3月24日 08:45

鉄道トリビア (143) 『A列車で行こう』の「A」は何を意味する?

鉄道トリビア (143) 『A列車で行こう』の「A」は何を意味する?
映画『僕達急行 A列車で行こう』(森田芳光監督)が、24日から公開されている。

鉄道好きの青年ふたりが意気投合し、恋に仕事に大活躍(!?)するストーリー。

ありとあらゆるシーンに電車や鉄道模型が登場したり、登場人物の名前も列車名が由来だったり、セリフの隅々にまで鉄道用語が飛び出したり……。

鉄道ファンを歓喜させてくれる作品だ。

映画のタイトルにある「A列車で行こう」は、デューク・エリントン楽団によるジャズの名曲『A列車で行こう』を連想させる。

1941年に発表され、耳にすれば誰もがわかる名曲だ。

映画では主人公のひとり小町圭(松山ケンイチ)と、相馬あずさ(貫地谷しほり)がデートするバーでこの曲がかかる。

名曲『A列車で行こう(Take The ”A” Train)』は、曲の雰囲気から、「アメリカ大陸を横断する長距離列車」を思い浮かべる人も多いようだ。


しかしこの「A列車」は、ニューヨークに実在する地下鉄路線「8番街急行(A系統)」を指す。

この曲はもともと歌詞が付いていた。

作詞・作曲はデューク・エリントン楽団に所属していたビリー・ストレイホーンだ。

その中で「ハーレムのシュガーヒル行」

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.