理系のための恋愛論 (432) ホワイトデーのこと、考えていますか
例えば、デスクの上からボロボロとペンや書類を落として歩いているので、女の子が後で拾ってくれていることに気づかない男子。
飲み会の席で話をしたり、場を仕切ったりするのに夢中で、いつの間にか自分のお皿に料理がよそってあることに気づかないまま、パクパクとごはんを食べている男子。
周囲の女の子の気配りややさしさに気づかず、日々を過ごしている男性がいっぱいいるものなのです。
女の子だって、もちろん見返りがほしくてやっているわけではありません。
何かしてもらいたいから、やさしくしているわけでもありません。
ですが、あまりにも何もないと、「ありがとう」のひと言も言ってもらえないと、時間の経過とともに、何だか疲れてしまったり、やるせない気持ちになってしまう、それは誰だって同じだと思います。
自分では気づかないところで、周囲の女の子からやさしくしてもらっているかもしれない……そういった意識を持って、注意して周りを見てみると、思いがけない相手からの驚くような気遣いや、やさしさをみつけることができるかもしれません。
そして、そこに気づくことができたら、「ありがとう」と言ってみる。
自分もお返しに、相手のために何かしてあげようと思い、それを実行してみる。