2012年4月19日 08:45
丸山晴美の節約道場! ”年100万円”貯めるためのマネーテクニック (13) 「家賃を払い続けるのはもったいない」という気が…住宅購入したほうがいい?
そして、28歳という年齢も、購入するには難しい時期だと考えます。
これは女性にも言えることですが、結婚などで家族構成が流動的になりやすい年齢であるためです。
仮にシングル向けの1LDKタイプの部屋を購入したとして、数年後に結婚をする際にその部屋をどうするかなど、賃貸であれば解約をして引っ越せば解決することが、購入した場合はそう簡単な話では済みません。
では、先読みをしてファミリータイプを購入した場合はどうでしょうか。
結婚後も住み続けられるからお得だと考えるでしょうか。
これには一理あるかも知れませんが、やはり結婚後に一緒に住む人と選ぶのがお互い納得できる物件選びができるのではないかと考えます。
不動産を持つと固定資産税が毎年かかり、マンションを購入した場合は住宅ローンの他に、管理費、修繕積立金がかかりますので、その分も考慮しなくてはいけません。
また、現在の貯蓄額200万円も頭金としては十分とは言えません。
不動産を購入する場合は一般的に物件価格の3割を頭金として用意したいところです。3割のうち、2割を頭金、1割は家具家電購入費用、不動産購入関連費用に充てるのが一般的です。