くらし情報『高齢の親の腰痛に対応できてない子どもが半数。寝たきりに繋がる腰痛に注意』

2012年7月10日 18:27

高齢の親の腰痛に対応できてない子どもが半数。寝たきりに繋がる腰痛に注意

萩野教授が実施した「母親の健康と介護に関する意識調査」では、「母親が訴えている痛み」において、「腰(33.0%)」「背中(9.0%)」と約4割の人が母親の腰痛を認識しているものの、半数以上が母親の腰痛に対して何もしていないことが分かった。

また、腰痛の原因を「高齢者だから(68.6%)」と認識しており、「骨折」と回答した人は26.4%であった。

腰痛の原因の1つである骨粗しょう症は無症状で進行することが多く、椎体骨折では激しい腰痛を伴う場合もある。

身長低下や腰の曲がり、腰痛の有無に家族が気づければ、骨折の早期発見・治療につなげることができるという。

高齢労働省の調べによると、介護が必要になった10人に1人は骨折・転倒が原因という。

また、寝たきりになるとうつ病や認知症を発症する可能性も高まり、介護の負担は大きくなる。

実際に上記の意識調査で「母親の介護に必要なった際に心配なこと」を尋ねたところ、「自分の生活スタイルを変えなければならないこと」が60.9%でトップ、次に「精神的な負担が生じること(58.1%)」が続いた。しかし、「母親の介護予防」として「定期的に医者に診てもらうことをすすめる」

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