2012年7月20日 20:22
ビールの香りにリラックス効果あり! 脳が一番安らぐのはプレミアムモルツ
味覚や香りを科学的な指標で評価する味香り戦略研究所は、市販ビールメーカー各社の売れ筋ビール4種を対象に、香り判定のプロである自社所属の官能審査員10名と日常的にビールを飲用する一般男女120名を対象に、「ビールの香り」についての官能検査を実施した。
検査は20~40代の官能検査員と一般男女を対象に実施。
使用したビールはアサヒ「スーパードライ」、キリン「一番搾り」、サントリー「プレミアムモルツ」、サッポロ「黒ラベル」の4種。
ブラインド形式で硬質プラカップに用意し、嗅覚で感じた香りレベルを口に含む前後で全6項目を質問した。
まず、官能検査員に対する検査では、「口に含んだ後の芳ばしい香り」において「一番搾り」が1位。
「華やかな香り」「口に含んだ後のフルーティな香り」など5項目では「プレミアムモルツ」が最も支持を集めた。
香りの総合評価では「プレミアムモルツ」が6票と最多、続いて「黒ラベル(2票)」、「スーパードライ(1票)」という結果になった。
一方、一般モニターに対する検査では、「口に含む前の鼻通りの良い香り」「口に含んだ後の芳ばしい香り」では「黒ラベル」が1位だった。
「口に含む前のフルーティな香り」