くらし情報『高速トリビア (13) 高速管理の司令塔『道路管制センター』とは?(2)”インフラの番人”施設制御室』

2012年9月5日 10:16

高速トリビア (13) 高速管理の司令塔『道路管制センター』とは?(2)”インフラの番人”施設制御室

水噴霧設備で天井から霧状の水を出して冷却、ジェットファンがトンネル内の煙を排出します。

トンネル入口情報板で、中の状況をドライバーに知らせます。

トンネル内には50m間隔で消火栓・消火器が設置されていますので、初期消火に使用して下さい。

ただし、あくまでも安全第一で、無謀な消火活動は控えて下さい。

非常電話で事故や故障の状況、負傷者の有無を交通管制室に伝えることも、被害を最小限に抑えるために役立ちます。

こうした非常時への備えだけではなく、日々の設備操作や故障監視も重要な仕事です。

高速道路に設置された設備の状況を監視し、照明の点灯やトンネル内の換気運転など、必要に応じて操作をしています。

設備の故障を監視し、故障が発生したら管理事務所と連携して修理を行います。


無駄のない効率的な運転を目指すべく、設備の稼働状態記録を分析して施設の保守支援や改善につなげています。

また故障状況を解析して、設備の延命化を図っています。

私たちが安全かつ快適に高速道路を利用できるのは、こうした地道な、不断の努力に支えられているからなのです。【拡大画像を含む完全版はこちら】

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