複雑な山の稜線(りょうせん)など、自然の地形も魅力を倍増させています」。
ではでは、具体的なスポットを教えていただいたので、岩田さんのコメントとともに紹介しよう。
●稲佐山 稲佐山は標高333メートルで東京タワーと同じ高さ。
公園内の展望台からは長崎市内を中心に360度近いパノラマを観賞することができます。
普通、展望台は車を持たないと行きにくい場所にあることが多いですが、ここはロープウェイで気軽に登れるので徒歩で移動する観光客にもおすすめです。
●南山手からの眺め グラバー園や洋館が集まる南山手地区は、夜間ライトアップされるグラバー園からや、その周辺からの眺めがすてき。
洋館群の向こうに見える港の光景にはエキゾチックな雰囲気がたっぷり漂います。
●鍋冠山 南山手の山頂にあり、長崎港を挟んで稲佐山方面を見ることができます。
グラバー園から徒歩10分くらいですので、グラバー園と合わせて立ち寄ってみてください。
●風頭公園 坂本龍馬像が建つ風頭公園からは長崎港が眼下に広がり、停泊する船なども見えます。
ただし、展望台付近に駐車場がありませんので、寺町辺りから徒歩で長い坂道を上る必要があります。