2012年10月11日 11:06
岐阜県飛騨市、廃線した鉄路利用の”レールマウンテンバイク”が鉄道賞受賞
宣伝費はパンフレット代の8万円しかかけていないが、ユニークさが受けて利用者は年々増加。
「黒字営業」を続けている。
「困難を乗り越えた」実績も大きいが、何より選考委員に共感を与えたのは「レールを残したい」という鉄道への深い思いが原点になっているという点。
「鉄道が地域の人たちにとっていかに重い存在であるかを訴えている」と評価された。
「神岡・町づくりネットワーク」事務局では、「地元の方たちの理解と協力、情熱に支えられての栄誉。
これを機に、私たちが熱く望んでいるレールマウンテンバイクのコースの延伸につながれば」と話している。
なお、今年の営業日は11月25日(日)までで、要予約。
水曜が定休日で、平日はスポット営業となる。
来年の営業は4月からだ。
また、今年10月からは、前後二人乗りの「タンデム自転車」タイプも登場。
体力に自信がない人でも電動(ハイブリッド)自転車があるので安心。
料金は1名1,000円。ハイブリッド車は1,500円。
チャイルドシートもある(有料)。
発着点の旧奥飛騨温泉口駅へのアクセスは、車利用の場合、東海北陸道飛騨清見ICから約55分、奥飛騨温泉郷から約60分、富山市内から60分。
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