テレビ離れがすすんでいるといわれています。
ですが、その一方で昼ドラが好評のようで、現在放送中の「幸せの時間」は過激な内容から話題を集めています。
今回は、「主婦が昼ドラにハマる理由」を化粧心理学者の平松隆円さんにお話ししていただきます。
昼ドラといえば、これまで子どもの成長など家族や主婦を題材にした感動的なもの、不倫など男女のもつれを題材にした愛憎的なものが、放送されてきました。
好評な理由は、いろいろあるでしょう。
ストーリー自体のおもしろさがくつろぎやリラクゼーションになっていること。
また、ストーリーの非日常性が刺激や興奮を得ることにつながり、気分転換になっていること。
「みんなが見ているから、私も見ないとついていけない」という人間関係の維持や強化を目的とした話題づくりなどが考えられます。
もちろん、午後の活動までのひとときに視聴できるという環境的な要因も考えられますが、決してそれだけではありません。
一体なぜ、人は昼ドラにハマってしまうのでしょうか。
心理学的な研究で、人は、恋愛、友情、障害や病気で頑張る人がテーマとなっているストーリーに関心を持ちやすいといわれているのですが、まさに昼ドラは、これらがモチーフとして扱われています。